RIALtime-思い出

　ﾌﾟﾛﾛｰｸﾞ　私達の違う夏と・・・

・・・今日は楽しい楽しい【花火大会】の日～♪
でも別段楽しみにはしてなかったのさ～♪

昨日はあんなことがあったから・・・


おっと・・・口をすべらせた！！！！！！！
だまっておいてくれなぁー

じゃなくて・・・
楽しみなテレビ番組があるから！
一ヶ月前からコマーシャルで楽しみにしてて本日放送！
さっきから友達からの誘いを幾度となく断って・・・そなえた・・・テレビまであと十分・・・

座布団ｵｯｹー！飲み物ｵｯｹー！食べ物ｵｯｹ！電話も近くにおいときゃあかかってきても取りに行く必要なし！！！もう準備万端・・・
おっと・・・トイレには行っておくべきだな
行かなければ・・・




「ふう～・・・」
トイレから戻って来る・・・
自分の部屋の扉を開ける

「こんばんわ♪龍～馬！花火行こうよ♪」
!!!!!!!!!！！？？？？？？？
きっちゃた～！！！！相沢瑠依・・・
ルイとは・・・俺の家の隣に住む少女・・・・・
しかも部屋と部屋が互いに屋根ズタイで行き来できる場所にあるから・・・結構遊ぶ・・・・・
幼馴染なんだけど俺の立場は見事に弱い・・・・・
ルイは幼女のような顔立ちをしているのに・・・態度がでかく・・ずうずうしい・・・
でもそういう本性は俺の前意外じゃださない・・・・・
ルイは頭が良いから・・・・・とてつもなく猫被るのが上手い・・・

そうそうどっちも中一だ。


なんか忘れてるきが・・・・・・・・・・・・・・・あっ自己紹介だ！！！！
俺の名前は仙河　龍馬。
身長163㎝　体重52㎏　　O型
男だ！！！！！！！！・・・けど・・・女と間違われて早12年・・・・・・
声も顔も女みたいで・・・・・・・・・嫌だ・・・・
「えっ！・・・おんなの子じゃなかったの！？」
といわれる度に心に傷が増える・・・・・・・・・・・・・・


寄り道しっちゃたな・・・・・
戻るね
「何故君がここにいるのかな・・・？」
「分からないのかぁ？さっき言ったじゃんか～花火行こうって！！！」
「俺は昨日断んなかったっけ？」
「ボクは断られた覚えはないよ♪」
ルイは一人称単数をボクと言う・・・・・・・・・
「今日はテレビを見るの！バイバイ」
「そうやって断るの・・・？ならいいよ・・・。もう付き合ってるってみんなにばらすから！！！」
「そっそれは・・・・・・って付き合ってませんから～」
「もう！のりが悪いなぁ～。じゃあ・・・みんなに襲われたぁってひろめるよ・・・いいのかな？」

「はあ？もうやめてよぉ～・・・。そうやっていじめるの・・・・・・」
「じゃあ花火に行こう♪」
「分かったよ・・・・・・・」
また負けた･･････････････････・・・・・・・・・・・・・・・
こりごりな花火大会になりそうだ・・・